最近は【昭和ブーム】とかでテレビやネットで色々紹介されてますが、何か違うな～！まあ昭和は６０年以上あるし昭和２０年を境に戦前、戦後、ガラッと変わってしまったわけだし・・・どこの時代が懐かしいとかって世代、親の世代にまでさかのぼって、思いが違うのは当然で・・・今ブームとされてるのは、主に、昭和の終り頃、８０年代がメインのような気がします。でも私にとって昭和だな～と思わせるのは．．．
『金曜日の妻たちへ』昭和５８年から６０年まで３シリーズ『キンツマ』の通称で大ヒットしたドラマ。私は連続ドラマが苦手なのでほとんど見てないのですが、不倫やおしゃれな生活スタイル（アーバン○○って呼ばれてた）、そしてこの主題歌、主人公達は団塊の世代、戦後日本の復興と共に育ってきた人々、男性は仕事、女性は主婦が当たり前だけどそれまでとは違っておしゃれだし住まいも純日本家屋でもなく、それまでは憧れの住まいであった団地でもなく、かっこ良いドラマって印象があるのですが、なにせ見てないのでストーリーはわからないのですが、今でも覚えてるのが、ＰＰＭの『風に吹かれて』が使われていたこと！夜遅く帰宅してテレビ付けたらこの曲が流れてきて、10何年ぶりかで聞いてなんで今頃この歌？って思ったこと覚えてます。でも考えたら、この曲というかＰＰＭの曲使われたのが制作側のすごいセンスなんですよね。私はＰＰＭのファンで『ＰＵＦＦ』とか大好きですけど、団塊の世代の人達にとってはヴェトナム反戦の象徴だし高学歴の人達の証だったと思う。とにかく豊かになった日本を示唆するようなドラマなのではないかな。
