Romeo and Juliet
中学３年生の時、初めて自分の意志で見た映画！子供の頃は映画といえば、アニメかミュージカル、【サウンドオブミュージック】や【メリーポピンズ】など見ましたが、私のミュージカル嫌いはたぶん【チキチキバンバン】のおかげかも？クラスの女の子たちを誘って渋谷に行ったのに・・・上映館が決まってるって知らなかったんです。結局後日一人でみゆき座で見ましたが．．．私の高校の三年間は【この映画と共に!!】でした。当時はビデオもない時代ですからまた見たい！となれば上映している名画座を探すしかなかったのですが…まだまだ名画座がたくさんあった時代、幸い（？）にも私の高校は私服だったので（学生運動で制服廃止頑張ってくれた先輩達ありがとう！）しかも名画座は二本立て、三本立てで映画館の外に出なければず～といられたので、学校に行くふりしておにぎり持って一日中見てました。特に覚えてるのが東急文化会館にあった東急名画座、小さな三つ折りの上映予定のカードありがたかったな。本当に夢中でした。なんであんなに夢中になれたんだろう？決して潤沢ではない小遣いのなかから雑誌スクリーンの特集やＥＰのサントラ盤買ったり…たぶん三年間で２０回近く見たんじゃないかな？ストーリーに魅せられたわけではなく、主演のレナートホワイティングに憧れたわけでもなく、ただただあの映像美に引き込まれたんだと思う。あの舞踏会のシーンに！
