ol'my55 ~1955年に生まれて~

大好きな音楽や、映画 思い出たどってみます

フランシーヌの場合は‥そして 私の場合は

反抗期!

 

1969年、昭和44年に発売された曲ですが、どれぐらいの人が知ってる、覚えてるのでしょう?ヴェトナム戦争に抗議して焼身自殺したフランスの女学生の実話が元なのですが・・・今年になってから、テレビ放送が始まって70年、なんか昭和がブームになってるとか の為なのかやたら懐かしい映像を見ることが多くなってきたのですが、特にNHKの『戦後サブカルチャー史』が私の成長過程とタイム的にぴったりで再放送まで欠かさず見てます。ただメインの世代は戦後のベビーブーマーなので、ちょっと説明しづらいのですが、お兄さんお姉さんのことを見ているような、そんな感じなのですね。昭和30年頃の生まれの世代だと主に60年代の学生運動にしても反戦運動にしてもまだ中学生なので、ニュースで知ってはいても良くわかっていない!私の生活圏は新宿も渋谷も近かったし、学生運動をしている兄弟のいる同級生や親戚もいたので全く無縁とは言えず、それよりも反抗期特有の『大人は汚い‥大人になりたくない』・・・とが重なって戦争反対!学生運動とか左翼思想とかカッコいいものと思ってたんですね。それに輪をかけたのがこの映画

第二次大戦、ユーゴスラヴィアで実際にあったことがベースなのですが、学校で見せられた映画なのですが...友達と号泣しながら見た事おぼえてます。後年、ユーゴの内乱の時、この映画の内容、そのまま引きずってるんだなって思い出しました。

いつまで反抗期だったのかは覚えていませんが、サブカルチャー史見るたびに自分の成長期の時代ってこんなだったんだと認識させられてます。でも映像見ててびっくりするのは街中若い人が多いんですよね。もちろんテーマ上若い人が多い場所が映し出されているわけだけど、1960年代の終わりから1970年代って団塊の世代の青春真っ盛りの時なんですよね。映像見ながら、日本ってこんなに元気だったんだって妙に感心してしまうんです。